小野万年筆

小野萬年筆は2011年11月3日に大阪の谷町にペンの達人の店としてオープンしました。1976年に当時モンブラン万年筆の日本の輸入元“ダイヤ産業大阪営業所”に入社し、1年半ほど販売促進で各地の万年筆専門店の頑固おやじに鍛えられ、その後カスタマーサービスに移籍してペン先調整をしてきました。
そして、ダンヒルグループジャパンにモンブランのエージェントが移り、さらにモンブランジャパンとして独立し、最後にリシュモンジャパンに吸収されるまでモンブランカスタマーとして2010年に定年退職するまでの約33年間ペン先の調整をしてきました。この間に数十万本の万年筆のペン先直し、調整を手掛けてきました。
定年してからは2年弱、モンブランの全国の直営店でミートザマイスター(ペンクリニック)を2011年12月末まで開催しておりました、毎週金曜日と土曜日の全国各地のミートザマイスターでお客様とじっくりと語り合えたことは私の喜びでありました。その喜びをまたぜひ、ペンの達人の店、小野萬年筆で味わいたいと思っております。

時として万年筆は“このように使わなければいけない”あるいは “当社のペンはこうだから”と使う人の個性は(書き癖)を無視したようなことを聞いたことはありませんか?これはどうでしょう万年筆を使う方向は性別、歳、環境それぞれ千差万別です。
人それぞれ個性があるように書き癖も人の数だけあります、当然万年筆は“道具”ですから万年筆の理屈に合わない使い方はできませんが、道具である以上万年筆に“手”を合わせるのではなく“手”に万年筆を合わせなくては、せっかくの万年筆も宝の持ち腐れになります。
思いを込めてお求めになられた万年筆、送られた方の心の見える万年筆、ご自身の個性(癖)に合わない万年筆はどのような高価な万年筆も使えるものではありません。
万年筆はそのようなものではありません。きちんと調整すれば必ず他の筆記具にはない素晴らしい筆記具になります。
金の板に切れ込みを入れ先端にイリジュウムを取り付けただけの単純なものですがこれこそオーナーの個性が染み込んで“あなた”だけの物になって行きます。
万年筆はあなたの手に合わせた調整の出来るところでお求めになるのが基本です。当店ではお買い上げいただいた万年筆はお客様の個性に合わせて 調整させて頂きます。また他店でお求めになられたものでも有料ですが調整させていただきます。