今回は、4本のモンブラン マイスターシュテックの点検の依頼です。
No,149 カリグラフィー (フレックスニブ)・ No,P149「B」 ・ No,P149 「M」・ No,P146 「F」になります、いずれも当店でお求め頂いた物ですので、もちろん無料の点検調整をさせて頂きました。
No,P149 Bだけが試筆時に書き味に違和感がありました、分解したところ微妙にペン先がずれておりペン先に少しのゆがみが有ったため、これが原因でインク出が安定せず、書き味に抵抗がありました、オーナーからは何も指摘はありませんでしたが、気になる所をそのままにお返しすることは出来ませんので調整しました。
書き味インク出が良くなっていると後日お礼の電話を頂いた時、点検に出す前にもオーナーも少し感じられていたようですが、こんなものかなと思い依頼時に申告しなかったとの事でした。
万年筆は書き味に気になる所があればそのままにしない方が絶対に良いです、ストレスの元になりますわずかな違和感であればそのまま使用してればよくなると言う人もおりますが、これには大変な時間が掛かります、年単位です数か月くらいで自分の書き味が付くようなペン先なら何十年も付き合うことは出来ません、イリジュウムと言う先端の金属はそれ程に硬い物です、違和感のある書き味にはやはりどこか異常があると考えるのが普通です問題のある物は、速やかに調整されることをお勧めします。
No,149 カリグラフィーはやはり独特の書き味で、柔らかい中にも粘りのあるペン先で極細から極太まで連続して滑らかな線が書きます、これにより日本語の止め・はね・はらいなどの表現も今までのペン先ではない、文字に表情が出せるようになります。
残念ですが此のペン先は数年前に製造中止になりました。
試筆の写真にカーブドニブトあるのは、カリグラフィー(フレックスニブ)の間違いです。
これらすべてのモンブラン マイスターシュティックは分解点検・調整をしてお返しいたしました。
この様に当店でお求め頂いた物は何年たっても当店で出来る事は無料でさせて頂きます。